第356〜360話

356. 357. 358. 359. 360


第356話 トムさん

 司法船が炎上しています、周りは軽いパニック状態ですね。CP5のメンバーが、黒尽くめでバトルフランキーを操ってます。正義の為の犠牲なんてあっていいのか?CP9は、正義の為に殺しを許可されていたし、サイファーポールは、正義の為なら何をしてもいいというのが基本スタンスなんですね。自分たちを正義だと言うサイファーポールは、下手な海賊よりたちが悪です。

 司法船の襲撃を終えて、廃船島に戻って来たバトルフランキー号を見て、トムさんとアイスバーグが乗り込みました。しかし、船内は既に、CP5が乗り捨てた後で無人になっていた。そこに新たなバトルフランキー号がやって来て、2人に襲い掛かります。バトルフランキー号強すぎです!さすが海王類を仕留めるだけありますね、ここまでの戦艦を造るフランキーの腕は認めますが、アイスバーグの言うとおり、これだけの力を放置したのはまずかったですねー。

 廃船島に戻って来たフランキーが見たのは、めちゃくちゃになったバトルフランキー号と傷付いた2人の姿だった。フランキーを殴るアイスバーグ、CP5にバトルフランキー号を使われて司法船や2人を傷つけた事を知り、ショックを受けるフランキー。アイスバーグにより自分の罪を突きつけられるフランキー、耳を塞いで聞きたくないのは分かるけどアイスバーグの言ってる事が私には正しいように聞こえます。それでも、トムさんはフランキーをかばいますがね…。

 そこにスパンダム登場、3人を襲撃犯として身柄を確保しました。司法船の襲撃の真犯人はスパンダム達だと主張するが、スパンダムの思惑通り政府機関の信用度が物を言い笑われるのみでした。バトルフランキー号をトムズ・ワーカーズの造った船じゃないのか?とスパンダムに問いかけられて、「あんなのはおれの船じゃねェ!!!」と叫んでしまいます。その言葉に初めて怒りをあらわにしたトムさん、手錠を引きちぎってフランキーを初めて殴ります。

 「どんな船でも…造り出す事に"善"も"悪"もねェもんだ…!!」「この先お前がどんな船を造ろうと構わねェ!!…だが」「生み出した船が誰を傷つけようとも!!世界を滅ぼそうとも…!!!生みの親だけはそいつを愛さなくちゃならねェ!!!生み出した者がそいつを否定しちゃならねェ!!!船を責めるな」ようするに、自分で造った船には責任を持てという事ですよね。自分で責任を持てないような、愛せないような船を生み出してはいけないと言う事だと思います。トムさんは、ゴールド・ロジャーの海賊船を造った事にも胸をはってるんですよね。次回、トムは何をするのでしょうか?

 

第357話 カティ・フラム

 世界政府の力の大きさに、トムさんは腹をくくったようです。司法船襲撃の罪からは逃れられないと考えたトムさんは、フランキーの辛い気持ちを汲み取りスパンダムを殴り飛ばしました。よくやったトムさん!…とは言えないよなー。スパンダムがぶちのめされて、私もすっきりしましたけど…。アイスバーグの言うとおり、本当に手を出してしまったら襲撃の罪を否定する事が難しくなってしまいますからねー。

 あー、でも違いますね。政府の権力の前では白いものも黒くなる、"正義"と言っても"悪"となる(何だかるろ剣みたいになってきたな)と言うことを、トムさんが腹をくくってるんだから、スパンダムの愚行に報いを与えるには、司法船襲撃の罪を認めて、奴をぶん殴る事ぐらいしか無かったのかもしれません。

 その上で、海列車を造った功績による免罪の対象を"海賊王の船製造"から今日の日の罪に変更する事により、アイスバーグとフランキーを政府から守ろうとしたトムさん。最後まで自分の造った船に誇りと愛情を持ってました。そんなトムさんに思うところのある裁判長は、トムさんの願いを聞き入れ、エニエス・ロビーへ連行するのを司法船襲撃犯3人から海賊王の海賊船製造の罪によるトムさん1人に変更しました。

 ココロもアイスバーグも世界政府の力に手も足も出ないと考えてるようです。エニエス・ロビーは政府所有の"司法の島"でここに行った罪人が帰ってきた試しが一度もないそうだ、どんな島なんだろうか、死刑執行のみの為の島とも思えないし、エニエス・ロビーに行ってもトムさんが生かされている可能性は無いのかなー、類稀な造船技術を持ってるわけだし。

 そんな中、フランキーは我慢する事が出来なかったようです。トムさんを足蹴にした、スパンダムを殴り飛ばしてしまいました。その後、混乱に乗じてフランキーは逃亡したようです。これが、フランキーの犯した罪なんですね。

 CP5とトムさんを乗せてエニエス・ロビー行きの海列車がウォーターセブンを出発しました。その前にフランキーがバズーカを手に、線路の上に立ちはだかりました。生みの親を連れて行くパッフィング・トムを見過ごす訳にはいかなかったんでしょう。しかし、列車を止めることなんて出来るわけが無く、パッフィング・トムにはね飛ばされたフランキー。船は造りたくないと考えつつもトムさんを目標にして、「おれもいつか"夢の船"を造りてェから…!!世界の果ての未知の波でも…胸をはって乗り越えていく……!!"夢の船"を」とも考えているフランキー。彼には、もう一度その夢を見て欲しいなぁ。あと、フランキーを心配そうに見つめるヨコヅナが涙を誘います。今でもパッフィング・トムを止めようとするヨコヅナの動機が分かって更に涙を誘います。

 

第358話 復活

 ココロさんは、この事件が原因でアル中に近い状態になってしまったんだなー、切ない。お酒に逃げるしかなかったのか…。トムさんは捕まって、フランキーは死んだって聞かされちゃーなー。一方で、アースバーグはウォーターセブンを変えると心に誓っております。

 海列車に轢かれたフランキーは、何とか一命を取り留めて海を漂流していた。その時、フランキーに近づく船が一隻、乗り捨てられた廃船に乗り込んだフランキーは、その中に在った廃材、鉄クズを使って、自分の体をサイボーグに改造したようです。すごいなフランキー!

 時は流れて4年後。アイスバーグが立ち上げたガレーラカンパニーも軌道に乗って、市長に推薦されるまでになっていた。そんな頃に、カティ・フラムと名乗る男がアイスバーグを訪ねて来た。フランキーだと感付いたアイスバーグは、政府に少しでも気付かれてはいけないので追い返しました。

 その夜アイスバーグは橋の下倉庫に行ったようです。そりゃあ、ウォーターセブンでフランキーの行き場所なんてここしかないですもんね。それにしても本当に誰の力も借りずに、自分でサイボーグに改造したんだな!凄すぎですよ。そんなフランキーは、アイスバーグがトムさんを殺した世界政府の船も造ってることが許せないそうです。一方で、「トムさんが許しても、俺はお前を許す気はねェ…!!!」アイスバーグはフランキーに厳しいなー!

 でも、この時点でプルトンの設計図はフランキーの手に渡しちゃってたのかー。カティ・フラムは世間的に死んだ人間だから、この時点でフランキーが島を出て行ってたら本当に設計図は闇に消えてただろうに。フランキーは、アイスバーグに政府の人間が狙ってきた時の事を心配しています。身を守る為に、政府に設計図を渡すか燃やしてしまえと勧めますが、アイスバーグにはそんな事出来ないようだった。

 トムさんが設計図を持っていた理由、アイスバーグとフランキーに託した理由、それは設計図が無くてもニコ・ロビンがいる限り古代兵器の復活が可能である以上、古代兵器が復活した時の抵抗勢力として古代兵器を造る為。捨てたり出来ないわけですよねー、万が一の時には使う必要があるんですね。

 「本当に生きててよかったなぁ」って泣くアイスバーグ、死んだと思っていたフランキーが生きてて嬉しかったんだよねー。長かったフランキーの過去編もこれで終わりです、あー良い話だったなー。でも、現在も気になります。

 CP9がトムさんに関して持っている情報は、腕は確かだが凶暴で手に負えない怪力の魚人、ていう事だけ。町の人間が口をにごすのは何でかな?トムさんの事はタブーになってるのか、海列車を造った人だが罪人という事で…。それともCP9が無能なのか?

 とりあえず、フランキーをエニエス・ロビーへ連行するようです。でも、その前にCP9の長官に連絡を入れるようです。キター!!!長官はスパンダム!!!現在でも表舞台に出てきましたね、これでスパンダムをぶっ飛ばす場面が期待できます。待ってろよスパンダムめ、フランキーにぼこぼこにされて欲しいですね。最後にウソップが麦わら一味だとカクにばれてしまいました。ウソップはCP9に利用されるのかな?

 おぉー、チョッパー!アイスバーグとパウリーを背負って、ゾロの刀もネズミも忘れずに火の中から飛び出してきました。とりあえず、これでチョッパーは職人達の信頼を得たんじゃないでしょうか?次回は誰の話から進めるんだろう。

 

第359話 ビンゴ

 新しい表紙連載が始まりましたね、あのドルドルハウスに残ってると言えば、ミス・ゴールデンウィークでしょうかねー。画家の放浪旅でも見れるのかな?

 ウソップはカクに瞬殺されちゃいました。海賊というだけで、ウソップはエニエス・ロビーに連行されてしまうようです。ついでにカクがお節介で、船大工の仕事を全うしてメリーを始末しちゃいました。メリーは他の廃船と一緒に壊れちゃったんでしょうか?最後のウソップの叫びが痛々しいですね。

 ガレーラ・カンパニーでは、アイスバーグさんの意識が回復したのと時を同じくしてナミも目を醒ましました。アイスバーグさんはナミと2人きりで話をします、とりあえず麦わら一味の濡れ衣の誤解は解いてもらえそうで良かったです。

 で、メインの話はロビンのコトでした。アイスバーグさんが知ってるロビンの事を喋ってくれるようです。ポーネグリフを求めるロビンに対し、歴史を知りたいと言う興味だけで古代兵器を復活させる可能性があるのなら、死ぬべきだと言うアイスバーグ。"オハラの悪魔"って何をしたんだろうかな、ロビンも「あなたがオハラの何を知ってるのよ!!!!」って血相を変えて怒ってますからね、政府の言ってることと真実は違いそうですし。彼らは何を求め、世界政府により何をされたのか、早く誰かに真実を語ってもらいたいものである。

 オハラの一件で、世界政府を憎んでいるロビンが世界政府に加担する理由、全てを捨てても叶えたい"願い"とは、ルフィ達と一緒にいても敵わない願いがロビンの口から語られましたね。CP9がロビンにつきつけた条件は暗殺を麦わらの一味にさせる事とロビンが政府側に従う事だった、そんな条件をのむ訳。それは、CP9が持っていた、本部中将5人と軍艦10隻を召集する緊急命令の"バスターコール"発動許可にあった。バスターコールがかかれば一海賊であるルフィ達はひとたまりもない、さらにそのバックには青キジが付いている。ロビンはこれに観念しちゃったみたいです。

 今まで、ロビンが政府から20年も逃げ延びて来たのは、守るものが無く人を裏切り、盾にしてきたからだった。でも、今のロビンにはそれができないと言う、ルフィ達を本当に仲間だと思ってるんだね。今のロビンの願いは「私を除く"麦わらの一味"の6人が無事にこの島を出航する事」でした。世界政府に加担して古代兵器が復活することになろうとも仲間を救いたい、そう考えてロビンはCP9に加担したんだねー…。なんだか意地らしいですねー。

 それを聞いたナミは、元気100倍って感じです。本当に良かったよ、ロビンがルフィ達を裏切ったんじゃなくて。今から、ルフィ達の本気の戦いが始まりそうですね、ナミの仲間の信頼度がうかがえる力強さです。

 そして、ついにサンジが行動開始ですね。「女の嘘は許すのが男だ」なんて男前な回想から復帰して、海列車の最終便エニエス・ロビー行きでロビンを見つけました。このまま、エニエス・ロビーに行っちゃうのかな?CP9もこの列車に乗るのかがポイントですかね?

 

第360話 (まもなく出航)

 扉絵はやっぱりミス・ゴールデンウィークのお話でしたね。これからどうするつもりなんでしょうか?

 ロビンが政府の役人や海兵と共に海列車の駅にいます。ガラの悪い役人は、アイスバーグさんの所に設計図を求めて来た奴ですね。まだ、ウォーターセブンにいたんですね。サンジがそんな様子を伺ってますが、ロビンがどういった状況なのかさっぱり掴めないようですね。それにしても、最後に自分の都合よいよ様に、ロビンがサンジの助けを待ってるんだ!と考えるあたりサンジらしくていいよ。でも、サンジの想像の中に出て来るロビンがまったくロビンに見えません、ロビンも本当はこんな表情が出来るのかな?

 ルッチのフルネームはロブ・ルッチと言うそうですよ、CP9は裏で暗躍してるのかと思ったら、一般海兵にも知られてるんですね。それとも、この場にいる海兵は、選ばれた特殊な海兵なのかなー?ウソップもフランキーも袋に詰められぐるぐる巻きで連行されてます、このままみんなしてエニエス・ロビー行きかな。

 ナミとチョッパーはルフィ達を探して、ロビンを助けに行く事にしたようです。ナミの言葉に合わせて、変化するチョッパーが楽しいですが、そのチョッパーに合わせてたぬきだ、ゴリラだと言ってる職人たちも憎めない人達だなー。ロビン探しに燃えてるナミ達に、アイスバーグさんがアクア・ラグナの為に海列車の最終便が後30分で出てしまう事を説明してくれました。

 そんな状況に、倒れてたパウリーが起き上がり、職人達にナミ達の手伝いを命じます。職人達は、暗殺犯がまだ麦わらの一味だと思ってるので当然うだうだ言ってますが、パウリーがルッチやカクの事はうやむやにして(里帰りはちょっと無理があるでしょうとは思いますが…)麦わらの一味は濡れ衣で、本物の暗殺犯にハメられていた事を話してくれましたよ。カクとルッチの件に関して、「もうあんな思いするのは、おれとあなたで…充分でしょ…」っていうのが非常に切ないです…。

 と言う訳で、ナミとチョッパーにガレーラの職人達が全面協力してくれることになりました、ヤガラで職人達と駅へ向かいます。ルフィ達の名前を叫ぶチョッパーが最後にボソッと「ウソップ帰ってきてくれ」って言うのが良いですね。ウソップもロビンも早くルフィ海賊団に帰って来ないかなー。

 海列車の最終便の出発時刻がもう来てしまいそうです。海列車の中のロビンは無表情です、とっくの昔に覚悟を決めてるから無表情なんでしょうねー。カリファはチョット気が緩んだ事を言ってましたが、ルッチがちゃんとたしなめます。カクは何にも言わないですねー。その頃、アイスバーグさんがガレーラ本社跡で、ティラノサウルスとフランキーの無事を案じてるのが何とも言えません。

 海列車の発車時刻が間近になって、ずっと様子見だったサンジがやっと動き出しました。海列車に変装でもして潜入するのかな?

 ルフィが挟まってるのはいつもの事なんで良いんですが。ゾローッ!!!!あんたは何で、煙突に逆さまに突き刺さってるんですか!足を滑らせたって、どういう状況で足を滑らせたら、あんな事になるんでしょうか?2人とも早く抜け出してください。

 

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